2025年版 動物看護師解説 インコの火葬は骨が残る?費用や供養について

この記事の監修者
みつはし

愛玩動物看護師
株式会社スケアクロウにて日々飼い主の皆さまサポートに奮闘中

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インコと暮らしていると、どうしても最期のお別れは訪れてしまいます。

近年では、動物が亡くなった後は火葬を選択するご家庭が9割を超えています。

インコも例外なく火葬をしてしっかりと供養してあげましょう。

しかし、体の小さなインコの骨は残るのかなど不安なことも多いかと思います。

そこで今回は、インコの火葬について費用や供養などを詳しく解説していきます。

 

インコの火葬では骨が残るのか?

インコの火葬でも、骨は残ります。

しかし、インコの火葬は受入れ可能なペット火葬施設と受け入れ不可能なペット火葬施設が存在します。

また、合同火葬という複数のペットが一緒に火葬されるプランを選択した場合は、インコの骨が残らない場合もありますので、ご注意ください。

 

インコの火葬が可能な施設

インコの火葬はすべての火葬会社で受け入れてもらえるわけではありません。

そんな中でインコの火葬が可能な施設を一部ご紹介します。

ペット霊園・ペット斎場

まず、火葬のメインとなるのはペット霊園やペット斎場での火葬です。

ここでは、多くの施設がインコの火葬を受け入れてくれることでしょう。

霊園ではその後の供養や法要などの相談にも親身に乗ってくれるため、初めての火葬であれば、ペット霊園・ペット斎場に相談してみると良いでしょう。

自治体

お住いの自治体に連絡をすると、インコのご遺体を引き取ってくれます。

しかし、こちらの方法では骨は残らず処分という形になってしまうため、今後の供養はできないことは念頭に置いておきましょう。

大事なペットとして育ててきたインコなので、きちんと供養してあげたいと望む飼い主さんはペット火葬施設を探すことをおすすめします。

訪問ペット火葬

ペット移動火葬車が自宅に来てくれて車内で火葬するサービスです。

来園の足がないご家庭やご都合がつかないご家庭に向いています。

インコの火葬も執り行っているペット火葬会社も多く存在しますので、一度検索してみてくださいね。

 

インコの火葬のプラン

インコの火葬時のプランは複数あります。

希望の供養方法にするにはプランの選択が大切になりますので、事前に知っておくといいですね。

立ち合い個別火葬

火葬のプランには大きく分けて3種類あり、その一つが「立ち合い個別火葬」です。

立ち会い個別火葬は愛鳥1羽のみで火葬を行い、お骨拾いも家族が立ち会うプランとなります。

立ち合い個別火葬では、返骨が可能ですのでその後の供養の選択肢が広がります。

また、最期まで責任を持って看取りたいというご家庭に向いています。

一任個別火葬

個別火葬という愛鳥1羽のみで火葬するのには変わりないのですが、立ち合い個別火葬と異なる点は、お骨拾いをセレモニースタッフに任せるという点です。

お骨になってしまった愛鳥を見ることができないご家庭に向いています。

ただ、返骨が可能なペット火葬施設もありますが、立ち合い個別火葬でないと返骨が対応していないペット火葬施設もあるため、希望の供養方法があるなら事前に確認しておくと良いですね。

合同火葬

合同火葬は、複数のペットが同時に火葬されるプランです。

個別火葬に比べて費用が少し安いのが特徴ですが、返骨はできないので注意が必要です。

多くのペット火葬施設は、合同火葬後は共同墓地で眠ることになるため、施設の共同墓地にお参りに行けばいつでも会いに行くことが可能ですよ。

 

インコの火葬時の注意点

では、火葬時の注意点をご紹介します。

骨を残したいなら立ち合い個別火葬を選択する

先ほどもチラッとご説明しましたが、骨を残すためには「立ち合い個別火葬」というプランを選択する必要があります。

一任個別火葬も返骨をしてもらえることはありますが、返骨に対応していないペット火葬施設もあるため注意しましょう。

また、合同火葬では返骨は不可能ですので、きちんと骨を返骨してもらい供養したいご希望があるなら立ち合い個別火葬を選びましょう。

ペット火葬会社をしっかりとリサーチする

近年ではペットの火葬への思想が根付いており、ペットも家族として考えられるように世の中が変わって来ていますよね。

しかし、残念ながらまだペット火葬業界にも悪徳業者と呼ばれるペット火葬会社も存在してしまうのも事実です。

悪徳業者によって大事なペットとの最期のお別れが後悔の残るものにならないように、きちんとリサーチをして、信頼できるペット火葬会社を見つけることが大切です。

 

インコが亡くなってしまった際にやるべきこと

インコが亡くなってしまった時に火葬の前にやるべきことがあります。

悲しみで仕方ないかと思いますが、きちんと実施しましょう。

死亡確認をする

まずは、本当に亡くなってしまっているかどうかの確認をしましょう。

インコは呼吸状態が見にくく、就寝なのか亡くなってしまっているのか判断がつかない場合があります。

そのため、亡くなっているかもしれないと思ったら、硬直があるかどうか触って確かめてみましょう。

インコも亡くなった後は硬直が始まり、身体が冷たくなってしまいます。

また、インコを複数羽で同じケージで飼っている場合には、亡くなってしまったインコは隔離することをおすすめします。

安置をする

亡くなってしまった後、適切に安置することはとても大切です。

綺麗な状態のまま旅立てるかどうかは安置をしっかりするかどうかで決まってきます。

まずは、亡くなったことが確認出来たら身体を綺麗に清拭してあげましょう。

蒸した暖かいタオルなどで拭き、汚れているところは綺麗にしましょう。

そして、体全体を冷やし安置をしましょう。

セキセイインコなどの小型のインコはタッパーなどにタオルやハンカチを敷き、冷蔵庫で安置をすると良いでしょう。

また、オウムやヨウムなどの大きなインコは、タオルなどにくるみ保冷剤やドライアイスでしっかりと体を冷やし、常に冷たい状態をキープしておきましょう。

保冷剤はこまめに取り換え、暖房が効いていない冷えた部屋で寝かせるといいですね。   

 

インコの供養方法

インコの火葬後の供養方法にも複数あります。

ご家庭のニーズに合った供養をしてあげましょう。

手元供養

インコのお骨を返骨してもらい、手もとに置いて自宅供養する方法です。

自宅供養を希望する際は、返骨が可能なプランであることが大前提となります。

また、インコ用のお骨入れやお骨壺が取り扱われているペット火葬会社もあるため、長期保存に向いているお骨入れで保管するのがおすすめです。

また、インコのお骨は小さく少ないため、全身の骨を持ち帰ってもコンパクトなお骨になるかと思います。
分骨カプセルに入れて常に一緒に移動している飼い主さんも多いですね。
大きなインコでも、自宅のにぎやかな場所にお骨壺をおいて、お供え物やお花などを定期的に供えて供養するのもひとつですね。

プランター葬

小さなインコの供養方法で多いのは「プランター葬」とよばれる供養方法です。

プランター葬とは、自宅に小さな植物とプランターを用意し、火葬後粉骨してもらったパウダー状のお骨を土に撒いて、植物として愛でる方法です。

小さなインコもですが、ハムスターなどの小動物にもよく選ばれています。

植物として成長する我が子をさらに愛でることができるため、育てているという感覚になれるのが大きな心の支えなのではないでしょうか。

ただ、粉骨サービスは受け入れているペット火葬会社もあれば、不可能なペット火葬会社もあるため、プランター葬を考えている飼い主さんは、事前に確認しておくと良いですね。

納骨

犬や猫の飼い主さんで多いのは納骨堂に納骨する供養方法です。

ペット霊園やペット斎場には納骨堂が併設されている施設が多く、納骨ができます。

納骨堂に納骨するメリットとしては、スタッフさんがお骨の管理をしてくれるので、会いに行けない期間でも綺麗に保管してくれることにあります。

毎月費用は掛かりますが、納骨する飼い主さんが多いのも、手厚く供養したいという愛情の現れですね。

共同墓地

共同墓地とは、複数のペットのお遺骨を同じお墓に入れてもらう合同墓地のことを指します。
合同火葬を選択した際のお骨はすべて共同墓地に入れられます。

また、個別火葬時でも、取り残ったお骨は共同墓地に入るため、多くのペット達がそこで眠っています。
共同墓地ではいつでもお参りが可能なので、会いに行きたい時にペットに会いに行くことも可能です。

ペット火葬会社によっては、鳥類専用の共同墓地もある施設があるので、気になる飼い主さんは調べてみてはいかがでしょうか。

 

インコの火葬にかかる費用の目安

インコの火葬の費用の目安は、選択するプランやペット火葬会社によって異なります。

相場としては

立ち合い個別火葬:20,000~30,000円

一任個別火葬:15,000~20,000円

合同火葬:7,000~12,000円

となっています。また、インコとひとくくりに言っても、ヨウムなどの大型インコからセキセイインコなどの小型インコまで様々ですよね。
その際は、体重や大きさによって費用が変わるケースもあるため、鳥類の分類を詳しく尋ねてみても良いかもしれませんね。

 

まとめ

最近では、インコも火葬を選択するご家庭が9割を超えています。

そんなインコの火葬は、立ち合い個別火葬を選択すればお骨は残ります。
他のプランとしては一任個別火葬・合同火葬がありますが、合同火葬では骨は残らない可能性もあり、返骨も不可能です。
一任個別火葬では、返骨に対応しているペット火葬会社もあれば返骨に対応していないペット火葬会社もあるため注意が必要です。
また、供養の方法としては自宅供養・納骨・プランター葬などがメインとなりますので、ご希望の供養方法があるなら事前に相談しましょう。

また、インコの火葬が可能な施設はペット霊園・ペット斎場・訪問ペット火葬・自治体などがあります。
ペット火葬会社はしっかりとリサーチし、プランなども気にしておきましょう。
また、インコが亡くなってしまった際は、死亡確認をして適切に安置をすることが大切です。
そして後悔のないお別れになるように、火葬を実施できると良いですね。

 

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この記事を書いたのは
中村千尋
愛玩動物看護師
大阪ペピイ動物看護専門学校卒業
認定動物看護師資格取得・ペット栄養管理士資格取得
兵庫県内の動物病院で勤務(現在も勤続中)
愛玩動物看護師国家資格取得
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