獣医師監修 うさぎの散歩にコンクリートはどう?リードを使っても良い?

うさぎ
この記事の監修者
みつはし

愛玩動物看護師
株式会社スケアクロウにて日々飼い主の皆さまサポートに奮闘中

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過ごしやすい気温となってきました。
うさ飼いさんにとっては「うさんぽシーズン」。
うさんぽ」をする時の注意点をまとめました。

 

「うさんぽ」とは

うさぎさんを屋外で散歩することを「うさんぽ(うさぎ+散歩)」といいます。

いつから「うさんぽ」と呼ばれ始めたのか正確な時期は不明ですが、
10年ほど前にはすでに「うさんぽ」という言葉はうさ飼いさんの中で使われていました。

対して、部屋の中でお散歩することを「部屋んぽ」といいます。
現代では屋内飼育が一般的ですが、20年ほど前は屋外飼育も多くありました。
屋内飼育が広まって、呼ばれ始めた名称だと考えられます。

 

うさんぽは必要?

うさぎさんにも運動は必要です。
ケージの中だけで過ごしていると、運動不足による疾患・肥満・ストレスにより様々な病気を引き起こします。
1日1時間程度の運動は必要だと言われています。

ですが、それは屋内の部屋んぽでのお話。
屋外でのうさんぽとなると、また違ったお話になってきます。

うさぎさんは環境変化に弱い動物です。
少しの気圧・天候の変化にも敏感で、体調を崩してしまうこともあります。

急な物音に驚いて道路に飛び出し、そのまま迷子になってしまったというお話も耳にします。
うさんぽをするメリット、デメリットをまとめておきます。

うさんぽのメリット

  • 広い空間で十分な運動ができる
  • うさんぽ会等、うさ飼いさんとの情報共有の場となる
  • 普段は見られない姿を見ることができる

お外に出たら、いつもとは違う新たな面を見ることができます。
普段は大人しい子でも、はしゃいでご機嫌ジャンプをたくさん見せてくれるかも知れません。

デメリット

    • ダニや虫さされによる疾患
    • 鳥や犬、猫等、他の動物に狙われるリスクがある
    • 逃げてしまった際追いつかない可能性がある
    • ストレスによる病気発症

 

「太陽光を浴びることによるビタミンDの活性化・セロトニンの分泌量増加」というメリットは、
わんちゃんではよく聞くお話です。
ですが、うさぎさんはそういった研究をされていない為、真偽のほどは不明です。

 

 

うさんぽする際の注意点

うさんぽに適した年齢・性格を配慮するようにしましょう。

年齢

半年未満のうさぎさんだと骨格もまだ出来上がっておらず、免疫力も大人のうさぎさんに比べ低いです。
病気やストレス耐性も弱いので、うさんぽは生後半年を過ぎてからにしましょう。

またシニアうさぎさんも免疫力の低下、疲労耐性の低下、筋肉量・足腰の低下等、体力の低下が見られます。
個体差もあるので一概には言えませんが、頻度を減らす・時間を短くする等の対策が必要になります。

性格

神経質で怖がりな性格ですと、ストレスを溜めやすく病気へと繋がる恐れがあります。
食が細い子も、屋外で受けたストレスにより食欲不振へと陥る可能性がありますのでおすすめしません。

どっしりとした物怖じしない子、食欲旺盛でどこでもご飯が食べられる子がうさんぽするには適した性格と言えます。
うさんぽする場所へはキャリーやカートでの移動となるので、キャリーケースにすんなりと入れるかも大切になります。

 

うさんぽに必要な物

ハーネス、リード

うさぎさんは非常に骨が弱い動物です。
首輪につけるタイプのリードだと、急に走り出した瞬間に首の骨が折れる可能性があります。
必ず洋服タイプ(ハーネス)を使いましょう。

たくさんの作家さんが可愛いお洋服を作っているので、お家の子に似合うハーネスを探すのも楽しいですね♪

ごみ袋

うさぎさんのうんこは小さくて見えずらいですが、しっかりと拾って持ち帰りましょう。

おやつ(お野菜)

お外での緊張を和らげる為、好物のおやつの用意があると多少の緊張感をとることができます。
お野菜だと水分も一緒に摂れる為、お野菜も持っていくことをおすすめします。

キャリーバッグ

抱っこしたままの移動は、急にジャンプしたり落下する可能性もあり危険です。
移動する際は必ずキャリーバッグに入れて移動しましょう。

ノミダニ除けスプレー

ノミダニ・虫刺されから病気を発症するリスクがあります。
地面に降ろす前に、しっかりと虫よけスプレーを使いましょう。
その際は人間用ではなく、うさぎさんが使用しても安全な動物向けのスプレーを使用しましょう。

サークル

うさんぽする場所によってはサークルが必要なこともあります。
事前に行く場所を下調べし、必要に応じて持って行きましょう。

 

うさぎさんのみしか入れない「ラビットラン」もあります。
ハーネスをつけなくても良いエリア、避妊・去勢済みのうさぎさんエリア・未避妊・未去勢のうさぎさんエリア等、細かくわかれている場所もあります。

 

うさんぽ中の注意

ペットが入ってもOKな公園か調べる

公園の中にはペットを連れて行くことがNGな場所もあります。
事前に調べておきましょう。

足に負担のかからない場所を選ぶ

コンクリートや砂利道だと、足に負担がかかりケガする恐れがあります。
芝生や土等、足に優しい場所で行いましょう。

帰宅してからは足・おしり周りを綺麗にグルーミングしてあげましょう。
過度な汚れ以外は、うさぎさんをお風呂に入れて洗うのはNGです。

危険が及んだ際すぐに守れるようにする

リード無しのわんちゃんが散歩していたり、小さな子どもが近くで遊んでいたりするとうさぎさんに危険が及ぶ可能性があります。

カラスや大型の鳥に空から狙われる可能性もあります。
また周りが道路に囲まれた場所だと、逃げ出した際、事故に合う可能性があります。

うさぎさんに何からしらの危険が及んだ際、すぐに守れるようにしておくことが必要です。
うさんぽ中は目を離さないように気を付けましょう。

寒い時期、暑い時期は避ける

寒い日、暑い日のうさんぽは避けましょう。
うさんぽできるシーズンとしては春と秋です。
雨や曇り、気圧が下がる日等も避けましょう。
うさぎさんは温度変化、気圧の変動に弱い動物です。
うさんぽはからっと晴れた気持ちの良い日に行うようにしましょう。

 

最後に

大好きなお家のうさぎさんと一緒に出掛けたらとっても嬉しいですよね。
あくまでもうさぎさんのことを優先に。
楽しいうさんぽになりますように!

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