あんよフードとは?
あんよフードは、主に全身の関節や軟骨の健康をサポートし、愛犬・愛猫の健康維持を目的としたサプリメント「あんよくん」が配合されたドライフードです。
あんよフードには、サプリメントにも使用されている「グルコサミン」が配合されています。
グルコサミンの働きによって、犬や猫の関節や軟骨の健康をサポートします。
犬や猫に関節のケアは必要?
近年では獣医療やフードの開発が進み、高齢の犬や猫が増えています。
それに伴い、関節にトラブルを抱える犬や猫も少なくありません。
また、ある調査では、12歳以上の猫の約90%に関節炎が見られたと報告されています。
さらに、日本では小型犬の飼育が主流であるため、犬の成長期に起こる関節のトラブルも多く発生しているのが現状です。
関節のトラブルの初期は、気づきにくい小さな変化しか現れないことも少なくありません。
私自身、「高齢だから仕方ない」と見過ごされ、病気が進行してから受診されるケースも多く経験しています。
そのため、犬や猫の関節の健康をサポートしてあげることはとても大切なことです。
あんよフードの使い方とは?
では、あんよフードはどのように使えばよいのでしょうか?
あんよフードは一般的な総合栄養食とは異なる特徴があり、正しく理解したうえで使用することが大切です。
総合栄養食との違い
総合栄養食は、フードと水で犬や猫に必要な栄養を満たすことを目的としたフードのことです。
一方、あんよフードは総合栄養食ではなく、「一般食」に分類されます。
つまり、あんよフードだけでは主食の代わりにはならないため、必ず総合栄養食のフードと併用して与える必要があります。
正しい使い方
あんよフードは、いつものフードに「プラス」して使用するのが正しい使い方です。
- 今までのフードにトッピングする
- 今までのフードを減らし、減らした分を加える
- おやつやご褒美として与える
といった方法で使うとよいでしょう。
今までメインで使用してきたフードを変更する必要がなく、普段の食事に少量加えるだけでも使用できます。
この「手軽さ」が、多くの飼い主様にとって取り入れやすいポイントの一つです。
あんよフードの特徴とは?
嗜好性が高い
あんよフードはドライフードの形状をしています。
犬や猫の中には、粉末や錠剤のサプリメントを嫌がる場合があります。
そのため、ドライフードの形状にすることで嗜好性を高め、多くの犬や猫が食べやすいように配慮されている点が特長の一つです。
食事管理の邪魔をしない設計
ドライフードの形状にすることで、主食の栄養設計を崩さずに使える点も特徴の一つです。
原材料には、
- さつまいも
- 馬肉
- いわし
のみが使用されており、グレインフリーの設計となっています。
鶏肉や牛肉、小麦などに食物アレルギーがある犬や猫に配慮されている点も安心です。
習慣化しやすい
サプリメントだと、つい与えるのを忘れてしまうことがありますよね。
しかし、フードやおやつとして与える方が習慣になりやすく、継続しやすいという点が大きなメリットです。
どんな犬や猫におすすめ?
具体的には、
- これから関節や軟骨のケアを始めたい犬や猫
- サプリメントを嫌がる犬や猫
- 今のメインのフードは変えたくない犬や猫
といったケースでは、あんよフードがおすすめです。
ほかの関節・軟骨ケアのフードとの違いは?
一般的な関節・軟骨ケアを目的としたフードは、総合栄養食として設計されています。
一方、あんよフードは、メインのフードは切り替えずに使用でき、おやつとしても使える点が特徴です。
「どちらが良いか」ではなく「どちらが合っているか」で選ぶことが重要です。
一般的な関節・軟骨ケアフードとあんよフードの違いの例
| 一般的な関節・軟骨ケアフード | あんよフード | |
|---|---|---|
| 目的別の分類 | 総合栄養食 | 一般食 |
| 原材料 | 鶏肉、豚肉、トウモロコシ、小麦等 | 馬肉、さつまいも、いわし |
| 成分 | コンドロイチン N-アセチルグルコサミン オメガ3脂肪酸 等 |
グルコサミン |
よくある質問
Q1:あんよフードだけ与えても大丈夫?
A:あんよフードは一般食のため、主食として与えることはできません。必ず総合栄養食と併用して使用しましょう。
Q2:子犬や子猫、シニアの犬猫でも使える?
A:あんよフードは年齢を問わず使用できますが、愛犬・愛猫の体調や成長段階に応じて量を調整しましょう。
Q3:食物アレルギーがある犬や猫でも大丈夫?
A:原材料表示をよく確認し、少量から試すようにしましょう。心配な場合は獣医師に相談してください。
まとめ
あんよフードは、犬や猫の関節や軟骨の健康維持を目的としたフードです。
総合栄養食ではないからこそ、「いつものフードを変えずにプラスできる」という特徴があります。
サプリメントが苦手な犬や猫や、フードを大きく変えたくない飼い主様にとって、取り入れやすい選択肢といえるでしょう。
愛犬・愛猫がシニアになり、関節や軟骨をケアしたい飼い主様にぜひおすすめしたいフードです。
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この記事を書いたのは

獣医師:浅川雅清
2016年、日本大学生物資源科学部獣医学科卒
同年4月から、東京都内のペットショップ併設の動物病院に勤務
犬・猫・ウサギ・ハムスターの診療業務を行う傍ら、
ペットショップの生体管理や、動物病院の求人管理や、自社製の犬猫用おやつやフードの開発に携わる。
2023年から1年間、分院長を経験し、2024年にフリーランス獣医師として独立。
現在は診療業務の他、電話での獣医療相談や、ペット用品の商品監修など幅広い業務を行っている
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