ウラジロフードとは?
ウラジロフードは、犬や猫の下部尿路の健康維持を目的として開発されたサプリメント「ウラジロン」が配合されたドライフードです。
ウラジロフードには、サプリメントにも使用されている「ウラジロガシエキス末」が配合されています。
その量はなんと、ウラジロン丸々1本分とほぼ同じ量です。
ウラジロガシエキス末の働きによって、犬や猫の尿の健康をサポートします。
犬や猫に尿ケアは必要?
そもそも、犬や猫には尿のケアが必要なのでしょうか?
結論から申し上げますと、犬や猫に尿ケアは「必要」です。
アニコム「家庭どうぶつ白書2025」によると、泌尿器疾患は猫の病気における請求割合では2位、犬の病気における請求割合では第9位にランクインしています。
このように、犬や猫において尿のトラブルは非常に多く発生していることが分かります。
そのため、犬や猫において尿のケアをすることはとても大切です。
ウラジロフードの使い方とは?
では、ウラジロフードはどのように使えばよいのでしょうか?
ウラジロフードは一般的な総合栄養食とは異なる特徴があり、正しく理解したうえで使用することが大切です。
総合栄養食との違い
総合栄養食は、フードと水で犬や猫に必要な栄養を満たすことを目的としたフードのことです。
一方、ウラジロフードは総合栄養食ではなく、「一般食」に分類されます。
つまり、ウラジロフードだけでは主食の代わりにはならないため、必ず総合栄養食のフードと併用して与える必要があります。
正しい使い方
ウラジロフードは、いつものフードに「プラス」して使用するのが正しい使い方です。
- 今までのフードにトッピングする
- 今までのフードを減らし、減らした分を加える
- おやつやご褒美として与える
といった方法で使うとよいでしょう。
今までメインで使用してきたフードを変更する必要がなく、普段の食事に少量加えるだけで使用できます。
この「手軽さ」が、多くの飼い主様にとって取り入れやすいポイントの一つです。
ウラジロフードの特徴とは?
嗜好性が高い
ウラジロフードはドライフードの形状をしています。
犬や猫の中には、粉末や錠剤のサプリメントを嫌がる場合があります。
そのため、ドライフードの形状にすることで嗜好性を高め、多くの犬や猫が食べやすいように配慮されている点が特徴の一つです。
食事管理の邪魔をしない設計
ドライフードの形状にすることで、主食の栄養設計を崩さずに使える点も特徴の一つです。
原材料には、
- さつまいも
- 馬肉
- いわし
のみが使用されており、グレインフリーの設計となっています。
鶏肉や牛肉、小麦などに食物アレルギーがある犬や猫へも配慮されている点も安心です。
習慣化しやすい
サプリメントだと、つい与えるのを忘れてしまうことがありますよね。
しかし、フードやおやつとして使用する方が習慣になりやすく、継続しやすいという点が大きなメリットです。
どんな犬や猫におすすめ?
具体的には、
- これから尿ケアを始めたい犬や猫
- サプリメントを嫌がる犬や猫
- 今のメインのフードは変えたくない犬や猫
といったケースでは、ウラジロフードがおすすめです。
ほかの尿ケアフードとの違いは?
一般的な尿ケアを目的としたフードは、総合栄養食や療法食として設計されています。
そのため、フード自体を切り替えないと、十分に成分が活かしきれない可能性があります。
一方ウラジロフードは、メインのフードは切り替えずに使用でき、おやつとしても使える点が特徴です。
また、一般的な尿ケアを目的としたフードでは、アレルゲンとなりやすい原材料を使用している場合があります。
そのため、「どちらが良いか」ではなく「どちらが合っているか」で選ぶことが重要です。
一般的な尿ケアフードとウラジロフードの違いの例
| 一般的な尿ケアフード | ウラジロフード | |
|---|---|---|
| 目的別の分類 | 総合栄養食または療法食 | 一般食 |
| 原材料 | 鶏肉、豚肉、とうもろこし、小麦等 | 馬肉、さつまいも、いわし |
| 成分 | クランベリー、各種ハーブ | ウラジロガシエキス末 |
よくある質問
Q1:ウラジロフードだけ与えても大丈夫?
A:ウラジロフードは一般食のため、主食として与えることはできません。
必ず総合栄養食と併用して使用しましょう。
Q2:子犬や子猫、シニアの犬猫でも使える?
A:ウラジロフードは年齢を問わず使用できますが、愛犬・愛猫の体調や成長段階に応じて量を調整しましょう。
成長期の子犬・子猫では、栄養学的な理由から、子犬・子猫用のフードがメインとなることが一般的です。
Q3:食物アレルギーがある犬や猫でも大丈夫?
A:ウラジロフードの原材料には、一般的にアレルゲンとなりにくいとされるものを使用していますが、すべての犬や猫にアレルギーが起こらないとは限りません。
ご心配な場合は獣医師に相談のうえ、原材料表示をよく確認し、少量から試すようにしましょう。
まとめ
ウラジロフードは、犬や猫の尿の健康維持を目的としたフードです。
総合栄養食ではないからこそ、「いつものフードを変えずにプラスできる」という特徴があります。
サプリメントが苦手な犬や猫や、フードを大きく変えたくない飼い主様にとって、取り入れやすい選択肢といえるでしょう。
無理なく、続けやすい尿ケアフードとして、愛犬・愛猫の健康管理に役立ててみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いたのは

獣医師:浅川雅清
2016年、日本大学生物資源科学部獣医学科卒
同年4月から、東京都内のペットショップ併設の動物病院に勤務
犬・猫・ウサギ・ハムスターの診療業務を行う傍ら、
ペットショップの生体管理や、動物病院の求人管理や、自社製の犬猫用おやつやフードの開発に携わる。
2023年から1年間、分院長を経験し、2024年にフリーランス獣医師として独立。
現在は診療業務の他、電話での獣医療相談や、ペット用品の商品監修など幅広い業務を行っている
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