獣医師監修 うさぎの涙やけの原因は?ケアの方法など解説

うさぎ
この記事の監修者
みつはし

愛玩動物看護師
株式会社スケアクロウにて日々飼い主の皆さまサポートに奮闘中

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季節の変わり目、どの動物も多くの疾患を引き起こす可能性があります。
その中でも「涙やけ」に悩んでいる飼い主さんが多く見られます。
今回は「涙やけ」が起こる原因、治療法をまとめました。

 

「涙やけ」とは

ペットの目頭から鼻にかけて、濡れているという症状を見た事があるでしょうか?
また、眼の周辺が濡れてることにより毛色が変わったり、脱毛が見られたりするでしょうか?

こういった症状のことを「涙やけ」と言います。
「流涙症(りゅうるいしょう)」や「眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)」という症状名で呼ばれることも多々あります。

 

何故涙やけが起きるのか

涙やけには原因が多くあり、動物種によっても原因が変わります。

    • 目への異物混入
    • 内臓疾患
    • アレルギー反応
    • 瞼の構造上(逆さまつげ)
    • 不正咬合

目に毛やゴミが入ることで、異物を押し出そうと涙が出ます。
異物がなくなれば症状は落ち着きますが、異物を取り除いても涙が出る、涙の量が急に増えるといった場合は眼球自体に傷がついている可能性があります。

目元だけでなく全身の毛色が変わったり、発疹・痒みが見られる場合はアレルギー症状を起こしている場合があります。

また、フードやおやつに身体に合っておらず、涙やけが発症するという説もああります。

涙やけを発症しやすい種類

目が大きい、鼻が短い、長毛種(目頭に毛が密集している子)は涙やけしやすいと言われています。

春に多い疾患?

先日行われたインターペットでも、「体調は元気だけど最近涙が出る」というお話が多く聞かれました。

春は冬に溜まった脂肪や毒素が抜ける季節です。
毒素が涙となって排出され、涙やけへと繋がります。

動物にも花粉症があると言われていますが、しっかりと研究されていない為はっきりとはわかりません。
鼻水・くしゃみ等人間のような症状ではなく、痒みや皮膚の炎症等、皮膚に現れることが多いようです。

 

治療法

涙やけそのものを治療するという訳ではなく、涙やけが起きた原因を治療することが大切となります。
上記に挙げた原因を取り除くよう心がけましょう。

外部からの刺激の場合

ゴミや逆さまつげが原因であれば、それらをしっかりと取り除きましょう。
治療法は点眼薬、目に入りやすい毛を抜く(カットする)といった方法が一般的な治療となります。
場合によっては麻酔をかけて処置することもあります。

目の疾患による発生の場合

疾患が原因である場合、病気そのものを治療する必要があります。
鼻涙管洗浄、抗生剤等薬の使用、その他疾患に合わせて治療法が変わります。
不正咬合が原因であれば、抜歯、歯を削る等の処置が必要となります。

 

私たちにできること

涙やけを起こさないように、しっかりと予防することが大切です。

生活環境の見直し

ストレスによって涙が出てきてしまう場合もあります。
適度な運動、快適な温度、綺麗なケージを心がけましょう。

また、アロマや消臭剤等は動物にとって悪影響を及ぼす可能性があります。
極力控えるようにしましょう。

食事の見直し

ペレットに含まれる成分により涙やけが発生しているケースもあります。
高繊維、低カロリーなペレットを選びましょう。

免疫力の向上

内臓疾患が原因の場合、病気に打ち勝つ身体を作る為免疫力サポートのサプリメントの使用もおすすめです。

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症状の軽い涙やけの場合

濡れている部分を清潔な布で優しく拭いてあげましょう。
濡れた毛を放置していると、雑菌が繁殖しやすく皮膚の炎症へと繋がります。
こまめに拭き取ってあげてください。

 

最後に

初期の涙やけは治療法も多く、早めの対策により完治することができます。
早期治療を心がけましょう。

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