骨・関節の病気

■ ムコ多糖症(むこたとうしょう)

【原因】

遺伝子性の疾患で、猫での発症は極めてまれとされています。人では難病に指定されている疾患です。

【症状】

ムコ多糖とは細胞の周囲で水を蓄えておく機能を持つ、タンパク質を中心とした複合体です。このムコ多糖を分解する酵素が欠損することで、ムコ多糖が蓄積し、様々な異常を表します。骨や関節といった結合組織に蓄積しやすく、骨の変形や股関節・膝関節の脱臼、角膜の混濁などの症状が見られます。またこの疾患の猫は、鼻が低く平坦で耳が小さい特徴的な顔になります。進行すれば椎骨を圧迫して、麻痺症状が出る危険性があります。

【治療・対策】

X線検査や血液検査、尿検査などを行い、総合的に診断されます。骨や関節の様々な症状に加え、尿検査で多量のムコ多糖が検出された場合に診断されます。確立された治療法はなく、それぞれの症状に合わせた対症療法が中心です。


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