うさぎさんの骨の疾患<骨折>

病気(うさぎ)

うさぎさんは骨が折れやすいと言われています。
骨折から様々な疾患に繋がるケースも多くあります。

骨折の原因、もし折れてしまったときの治療法、予防法についてお話します。

 

1.骨折の原因
・何故骨が折れやすいの?
2.治療法とは?
・手術による治療
・ギブス・包帯による固定
・自然治癒
3.予防するには?

 


1.骨折の原因
うさぎさんの骨折は生後半年~シニアに至るまで、幅広い年齢で起こります
特に多いのは活動性の高い3歳未満です。

骨折の原因は自発的に暴れたとされるケースが半数を占めます。
低い段差から降りただけ、足ダンしただけ、勢いよく走り回っただけ等がよく聞かれます。
人による抱っこの失敗、保定の誤りなど人為的原因も少なくありません。

また、老化による骨の脆弱化、肥満、運動力の低下も原因として挙げられます。
女の子は子宮がんになりやすいのですが、そこから転移した腫瘍性骨折も確認されています。

■何故骨が折れやすいのか
うさぎさんは草食動物、敵から逃げる為骨が軽くなったと言われています。
人間は体重の20%が骨を占めるのに対し、うさぎさんは8%しかありません。
ちなみに犬で13%、猫で11%程です。

骨密度はとても低く、骨自体も非常に薄いです。
骨の中が空洞で、人間でいう骨粗鬆症状態の為少しの衝撃でも耐えられず折れてしまいます。

2.治療法とは?
骨折の箇所によっても治療法は変わりますが、主な3つの治療法をご紹介します。

①手術による治療
手術をして骨を固定し、癒合するのを待ちます。
全身麻酔を使用し、年齢や個体によっては術後のケアが必要であるというリスクもあるので、病院とよく相談しましょう。

②ギブスや包帯で固定
骨折箇所を皮膚の上から固定する方法です。
うさぎさんによっては嫌がる子もいるので、エリザベスカラーをすることもあります。


③自然治癒

固定等せず自然に骨が癒合するのを待ちます。
無理に動かないように、また悪化しないように段差をなくしてあげましょう。

どの方法をとるかはその子の症状・性格を病院と相談しつつ、1番うさぎさんに負担とならない治療法で治療してあげましょう。

3.予防するには?
日ごろの生活環境を見直すことで、骨折を予防することができます。

*ケージ内で高低差をつけない
まずはケージ内のレイアウトを見直しましょう。
ロフトやハウス等、高さがあると思わぬ骨折に繋がります。
また、すのこの穴が足に適していないと足を引っかけて怪我する恐れがあります。

*部屋んぽするお部屋はカーペットを敷く
フローリングだと滑って骨折するだけではなく、ソアホック(足裏が禿げてしまう)にもなりやすくなります
活発なうさぎさんは椅子やテーブル等高い所に上ったり、サークルで囲っていても飛んで越えていく子もいます。
部屋んぽ中は目を離さないように注意してください。

*抱っこは低い位置で!
抱っこする際は座った状態で、落下しないように気を付けてください。
爪切りや健康チェックなどで仰向け抱っこが必要な時もありますが、どうしても暴れてしまう時は無理せず。
その子に合った体勢を探してあげましょう。

うさぎさんの骨折治療法は、犬猫に比べ未だ十分に確立されていません。
研究が進み、うさぎさんに適した治療法が生まれることを願います。

 

 

 

 

 

 

 

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