どうして腎臓が悪くなるの?①

気になる腎臓のはたらきについて動物看護師が解説します!

<腎臓の 主な はたらき>

◎ 老廃物を排泄する・体の環境を整える
◎ 血圧を調整するホルモンをつくる
◎ 血液をつくるホルモンをつくる
◎ 尿をつくる・水分量を整える
◎ ビタミン D を活性化、骨の代謝に関わる

<腎臓病のステージについて>

♦ステージ①早期腎臓病

少し腎臓が弱り始めている状態。血液検査ではBUN(尿素窒素)・CRE(クレアチニン)は正常。薄い尿やタンパク尿を出すことがあります。※SDMAという早期腎臓病を発見する検査もあります。

♦ステージ②代償期

低下してきた腎臓機能を補うために残っている腎臓が頑張っている状態。血液検査でもBUN・CREが軽度に上昇することがあります。尿の量が増え、薄くなる(濃度)傾向がみられます。

♦ステージ③代償不全期・腎不全期

残った腎臓機能で頑張っても補いきれない状態。血液検査でBUN・CREがさらに上昇します。尿の量もさらに増加。飲水量も増え、口臭がしたり、毛艶が悪くなったり、体重が減ったりと目に見える部分にも変化が現れます。

♦ステージ④尿毒症期・腎不全末期

生命維持に積極的な治療が必要な状態。BUN・CREが中程度~重度に増加します。腎臓が全く機能しなくなると尿が作られなくなってしまいます。

 

腎臓って本当に頑張り屋さんなんです!

ステージ①の状態ですでに残りの腎機能は

 33%

と言われています。ショックですよね…

 

次回は腎臓のつくりと、どうして高齢の猫は腎不全になりやすいかを

お話できればと思います。

 

 

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