タイ プーケットで保護される動物たち SOI DOG|犬猫ペットサプリメントのスケアクロウ

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タイ プーケットで保護される動物たち SOI DOG

世界中に広がるペット問題世界のペット問題

日本は約37%の人が何らかのペットを飼育しているペット先進国です。(ペットフード協会 平成24年全国犬猫飼育実態調査)そして、世界でも多くのペットが飼われています。ペットという考えがあまりないところや、ペットショップではペットが買えない国、近年ペットを飼う人が多くなってきた国など様々な国のペット事情があり、そしてそこではその国のペット問題が起こってしまっています。スケアクロウでは、世界のペットの為になにかできないかを模索するために世界で起っているペットの問題を知る事から始めています。

SOI DOG REPORT世界のペット問題

タイのプーケットにある、動物保護施設へ獣医師である加藤先生と弊社代表の大川が現地の動物保護施設へ向かった模様を加藤先生にまとめて頂いたものです。タイでは食用として犬を扱う文化があり、それを防ぐための運動も始まっています。日本とは違う文化のペット問題がそこにはあるのです。

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Phuketの空港にほど近い、およそ「街並」とはほど遠い田舎道をホテルでチャーターしたタクシーが勢いよく走り抜ける。一瞬笑った運転手がどうやら道を間違ったらしい。細い田んぼのあぜ道でUターンした運転手は、手前にいた現地の老人に確認した。私はあまりうまくない英語で『間違ったの?そう頻繁にはこないんでしょ』と話しかけると、『半年前に来たから、分からなくなった』と照れていた。

それほど広い敷地ではなく、引き込み道路を入ったエントランススペースから全体を見渡せる程である。正面のプレハブの様な建物が事務所だと誰かが運転手に教えている。その声に促されるように、正面の建物に進んだ。10畳程度の広さのスペースに担当者らしい人が2人。正面の男の人に突然の訪問を詫びながら、少々見学させて欲しいと交渉する。ホテルのフロントが『インターナショナルで外人向け』と言っていた通り、そのスタッフはひどくきれいなアメリカンイングリッシュで快く受け入れてくれ、誰かガイドを頼んでみると言ってくれた。

程なく大柄の女の人(名前は忘れたが、写真の女性)が現れ我々を案内してくれると言っている。『英語は問題ないか?』との問いにとっさに私は『あなたは日本語しゃべれませんよね』と切り返した。彼女は『だいじょうぶ、お互いドイツ語は話せないでしょ』と返して来て、とりあえず場は和んだ。

総面積は不明だが、ざっと10分程で歩いて廻れるほどの敷地面積。恐らく猪子の1.5倍程度だろう。約10年前に開業した施設には、常時14人のボランティアが働いており、時々世界各地からボランティアが短期で手伝いに来るらしい。

世界の保護動物活動
ドイツ動物保護連合
World Society for the Protection of Animals (WSPA)
PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)
日本自然保護協会
日本動物愛護協会
日本野鳥の会
生活クラブ生活協同組合
全国青年環境連盟
ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
国際環境研究協会
富士学会
熱帯林行動ネットワーク
日本湿地ネットワーク
日本環境保護協会
日本環境保全協会
GCJ(グリーンクロスジャパン)
WWF(世界自然保護基金)
GCI(グリーンクロスインターナショナル)
ナショナル・トラスト
シエラクラブ
レインフォレスト・アクション・ネットワーク
国際自然保護連合
国際環境NGO FoE Japan
自民党動物愛護管理推進議員連盟
シーシェパード-海洋野生生物保護活動団体
アメリカ動物虐待防止協会

Soi Dog Foundation is a not-for-profit, legally registered charitable organization in Thailand, the United States, Australia, the UK, France and Holland. Soi Dog helps the homeless, neglected andabused dogs and cats of Thailand. Our aim is to set an example for the Asian region on how to humanely reduce the number of unwanted dogs and cats through spaying and neutering, and to better the lives and living conditions of the stray dogs and feral cats of Asia. De-sexing (Sterilization) has been proven to be the most effective way to help the animals. Soi Dog has has reached a milestone of over 49,139 dogs and cats sterilized as of March 2013. Soi Dog is made up of people like yourself, be they financial supporters, field or shelter volunteers, fundraisers etc. with a common goal of helping neglected and abused dogs & cats. (Soi DogのHPから引用)

上の文章と重複する部分もあるが、施設は、世界からの寄付で賄われており、犬と猫を保護し、里親を見つけるシステムだそうだ。保護する対象は、原則として捨てられた、もしくはもともとの野良であると認識される個体のみであり、飼い主が持ち込むものは“原則”受け入れない。これは、『飼い主には基本的に飼育する義務があり、一度飼い主になったからには、その義務を果たしてもらうべき』という考え方だと説明された。“原則”と書いたのは、実際には、残念ながら、施設の入口に捨てられている事も多く、どの国でも同じ様な事情なようだ。彼女曰く『それは仕方ないとして、キャリーケージなど、明らかに動物が入っていると分かれば直ぐに保護できるが、ゴミ袋に入れて口をしっかり結ばれていると、動物が中に入っていると気づかないことも多く、何時間も放置する結果になる、それが残念』とも言っていた。さて、代表の何とかという人物にはお目にかかれなかった。彼はタイの本土に「犬を食用にしないよう運動」の活動に行っているとのことだった。代表曰く、『止めてもらうのは難しい』と言っていたらしいので、『文化を曲げる事は容易ではない。我ら日本人は、犬こそ食べなくなったが、鯨や鰻やらマグロやらで問題視されている。正直、問題視されても困る』と話を向けてみたが、どうやら、食用の犬はタイ周辺国からタイへ輸入されているようで、その飼育方法に問題があるらしい。よく聞き取れなかったが、いわゆる「養殖」されているので、狭い部屋にすし詰め状態らしく、それ自体を問題視しているというような説明があった。つまり、日本人のそれとはちょっと問題が異なるようだ。
とりあえず、『どっちから見る?』と聞かれても、初めてのところで勝手も分からず、『ついていきます』と答えた。
先ずは、シャイな犬が集められているゾンから案内された。本来であれば、保護された動物全員を直ぐに里親希望の人に会わせたいが、残念ながら人に対してとてもシャイなイヌも多いのが、先ず最初のハードルのようだった。彼女曰く、シャイなイヌはともすれば、同居しているイヌを襲ってしまうこともあり、いつも目を光らせている必要がある。従って、人が常駐するクリニックから近く、目の届くところにおいておかなければならないとのことだ。
次に案内されたのは、皮膚病や外傷などの受傷動物のエリアだ。
怪我が重くても、既に治っている(片足の犬も珍しくない)場合も多く、管理するボランティアさん達が触れればそれで良しという感じだ。あとで本人に確認したが、案内している彼女は獣医師ではない。しかし、実に良く動物のことを勉強しているし、自分や自分たちの考え方を押し付けるようなどっかの海を守る集団のようなそぶりはない。話をしていて実に気分が良かった。もちろん、病気に関しても詳しく、幸い私の英語はたどたどしいかったので、あまり専門的な話にはならなかったが、病気に関しても普通にディスカッションできるような雰囲気であった。タイはいまでもジステンパー(ウイルス性の疾患で致死率の高い伝染病)が大きな問題になっているらしい。そのことは、タイでいくつか訪れた動物病院でも話が出た。同様にこの保護施設でも大きな問題となっているが、特効薬がない今、どうしようもないのが現実だろう。
この一角はいわゆる土間になっており、シャンプーなどを含むメディケーションが行われ、“清潔に”されるらしい。
そんな伝染病の犬のエリアは、恐らく施設の一番奥にあたる部分だろう。
『この奥は入れないから、なるべくこっち側から写真とって』と言っていた。
そうはいっても、思ったよりも悲壮感はなく、少し安心させられた。

ここまで来て、かれこれ15分か20分程案内されただろうか。私は顔中汗だらけになり、彼女に笑われた。『日本は暑いのか?』『暑いって、これほどじゃない!』たわいもないやり取りがあり、前出の食犬文化の話になる。
とにかく、お客さん馴れしているというのか、どんな話題も“想定内”という感じで特に動揺する様子もなく、日本からのお客様なのだから、時々日本の事情も聞いてやらないと失礼という感じで、タイミングよく『日本はどう?』と質問してくる。欧米人にはかなわないなぁと、改めてアメリカを思い出し、感じる。
さて、次はどこに行く?
彼女の視線の先には、やはり同じように策で区切られたエリアと手作り感ばっちりの倉庫風の建物がある。おもむろに歩き出す彼女にこちらも何となく、汗を拭いながらついていく。そう言えば、出がけにスケアクロウの大川社長がハンドタオルを借りて来てくれたっけと思い出し、バックの中から取り出す。
次に向かったのは「SPA」がある動物病院横の管理部屋だ。
どうやら彼女はこのスパがお気に入りのようで、しきりに褒めていた。その横にはなんと海外の里親へ向けて、次のフライトを待っている犬達がいた。当然、なぜ海外なのかを尋ねると、里親募集はFacebookなどでも行われており、アダプテーションの相手は世界各地だそうだ。私も帰国後SoiDogのHPを見てみると、どちらかというと海外向けに発進している情報のような気がした。そうはいっても、この施設で一生暮らす犬や猫もいる中、海外の里親に見初められるのは、やはり光栄としか言いようがないだろう。是非もなく幸せになって欲しいものだ。
そういえば、この施設は、生涯のシェルタとしての機能も兼ねており、最初に案内されたエリアがそれにあたるらしい。生涯ここで過ごす理由は様々だろうが、病気であったり人間嫌いであったり、何れにしても少数派のようだ。
日陰は結構涼しいとだいぶ暑さにも慣れたところで、次のエリアは里親希望の方に会える犬達のエリアだ。3重のフェンスで仕切られており、通路はコンクリートで舗装されている。
ところで、先程のアリアもそうだったが、実にきれいに管理されている。妙な消毒臭さもない、もちろん糞尿の臭いが立ちこめているような場所はなかった。前出の病気エリアも、ともすれば消毒づけの隔離部屋になりそうだが、そうされていないのが嬉しい(ジステンパー対策は何か有効な手段を講じた方が良さそうだが・・・LPS試してみたい衝動にかられ、交渉しようかともおもったが、出過ぎた真似と引っ込んだ)。彼女は言う『常に10数名のボランティアが、ほとんどここで寝泊まりして全体を管理している。彼らの献身的な管理には驚かされ、頭が下がる』と。実際、ボランティアの多くは親族・知人が多く、親が始めて、今はその子供達が来ているとも言っていた。犬の状態に応じて区分けされているヤードには、スポンサーの名前がつけられていた。 寄付した人の名前が区分けされたシェルターの名札になっているのだ。ただ、現実問題として、近隣の住民の中には施設をあまり好ましくないと思っている人もおり、散歩などを含め全てのことを施設内で自己完結しなければならない。実際、一度里親が連れ帰った大きな黒い犬(ラブラドールに似ている)は、結局、食肉用に売られていたのを再度保護された、なんてこともある。
最後に案内されたのは、猫の施設だ。ここは、犬のエリアとは完全に分けられており、ひとつの建物だった。実はこの建物、アメリカの小学校からの寄付で建てられたらしく、小学生たちが何かイベントをやって稼いだ資金を毎年送ってくるそうだ。
彼らが自分たちの寄付で建てた施設を見に来る機会は無いかも知れない。
私たちは幸いにも別の用事でプーケットを訪れ、Soi Dogに触れることができた。
この経験を後世に残して行きたいと感じたのは私だけではないだろう(加藤)。

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