犬の病気辞典

 病名から調べる

犬の病気に関する情報を 病名から調べることができます。原因、症状、治療・対策について説明します。

歯・口腔の病気
呼吸器の病気
消化器系の病気

 

  犬の症状から探す

 

目やに・涙が出る

症状の傾向        
目やに・涙の両方が出やすくなっている場合、様々な目の病気が考えられます。眼球内の炎症やブドウ膜炎・眼瞼外反症・眼瞼内反症などの可能性があります。いつも涙が出ている場合は、涙管閉塞の可能性が高く、目の涙やけをおこすこともあります。目やにだけが出ている場は、ドライアイや緑内障などいくつかの原因が考えられますが、目頭が赤く腫れている場合はチェリーアイの可能性が高いです。

発見方法・対策   
日ごろから、目の周囲の汚れや様子をチェックすることで症状に気付くことができます。特に、涙やけや、目の充血には注意が必要です。また、前足で目をこする仕草をしたり、瞬きの回数が異常に多くなったりするなど、普段の様子の違いから発見することもできます。外的要因は、こまめに毛のブラッシングをし、目に毛が入りないように気を付け、また、シャンプーの際は、目を避けるなど対策が必要です。

考えられる病気
◆結膜炎 ◆角膜炎 ◆ブドウ膜炎 ◆眼瞼内反症 ◆眼瞼外反症 ◆流涙症 ◆逆さまつ毛 ◆ジステンパー

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目に異常がある     

症状の傾向        
目の焦点があっていない、暗いところで見えにくそうにしている、家の中で物によくぶつかる、散歩のときに歩きにくそうにしている、散歩を嫌がる。このような症状があるときは、目に異常があって視力が低下している可能性があることから、進行性網膜萎縮症の恐れがあります。また、眼球の色がおかしいときは白内障をおこしていることもあります。白目が黄色くみえる場合、黄疸が出ている可能性もあるので、肝臓疾患が疑われます。

発見方法・対策   
日ごろから健康な目の状態を把握しておくこと、眼球の色や大きさなど少しの変化に気が付くことが早期発見につながります。また、歩き方や目を気にする様子がないかなど、生活の様子を観察クしておくことも重要です。しかし、犬はもともと視力が弱く、多少見えにくくても大きな変化がみられないことが多いため、小さな変化に、いち早く気が付く必要があります。

考えられる病気
◆結膜炎 ◆角膜炎 ◆白内障 ◆緑内障 ◆眼球の脱出 ◆眼瞼内反症 ◆眼瞼外反症   ◆チェリーアイ ◆逆さまつ毛 ◆進行性網膜萎縮症

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鼻に異常がある

症状の傾向        
さらさらとした鼻水を流したり、鼻をこすったりする仕草をするようなときは、鼻炎をおこしている可能性があります。また、粘着性のある膿性の鼻水が出る場合は、鼻炎が長引いて副鼻腔炎をおこすため、蓄膿症のような症状になります。また、くしゃみが激しくなったり、粘性鼻水に血が混ざったりする場合には、鼻腔内に腫瘍がある可能性もあります。鼻の粘膜は薄いため、そこに腫瘍ができると少しの刺激でも出血してしまいます。そのため、大量の鼻血を出すこともあります。

発見方法・対策   
普段から鼻の濡れ具合や呼吸の回数を観察し、健康な状態を把握しておくことが重要です。呼吸がしづらそうな時や、呼吸が荒い、鼻水の量が異常に多いというときは、鼻から呼吸器官にかけて、何らかの症状が出ている可能性があります。そのため、鼻・呼吸の変化に気付いてあげることが早期発見に役立ちます。最近では、犬が花粉症にかかるという症例もありますので、季節による犬の変化にも注意が必要です。

考えられる病気
◆鼻腔の腫瘍 ◆歯周病 ◆鼻炎 ◆副鼻腔炎 ◆気管支炎 ◆肺炎 ◆血小板減少症 ◆ケンネルコフ ◆ジステンパー ◆タマネギ中毒 ◆チョコレート中毒 ◆ブドウ中毒  ◆植物による中毒 ◆薬による中毒 ◆殺虫剤などによる中毒 ◆重金属による中毒

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よくよだれがでる

症状の傾向        
通常とは違う量のよだれの量を流し、血が混じったり、泡状になったり、臭いがきつい症状がある時は、病気や口内に怪我をしている可能性があります。前足で口を掻く仕草をする時は、口の中に怪我をしていたり、口内炎などの炎症を起したりすることがあります。口臭がきつい時は、歯肉の炎症も考えられます。また、毒物を口にして、口内で炎症を起し、吐き気やよだれが大量にでることもあります。病気としては、熱中症やジステンバー・てんかんの発作、さらに人畜共通感染症でもある狂犬病やレストスピラ症が疑われます。

発見方法・対策   
犬は、食べ物を見たり、体温調整をしたりするために常によだれを出しています。また、病気でなくても乗り物酔いなど精神的にストレスを感じた時もよだれを流します。よだれの量や状態があきらかに異常だと判断できるよう、日ごろから口の周りを確認しておきましょう。異常に気づいたら噛まれないよう注意しながら口の中を確認し、問題がみつからなければ何らかの病気の可能性があります。口の中を見る時は歯肉や歯の状態、舌下も確認します

考えられる病気
◆口腔の腫瘍 ◆歯周病 ◆歯根腫瘍 ◆口内炎 ◆巨大食道症 ◆食道梗塞 ◆急性胃炎  ◆慢性胃炎 ◆胃拡張・胃捻転 ◆胃潰瘍 ◆急性膵炎 ◆慢性膵炎 ◆膵外分泌不全   ◆急性肝炎 ◆慢性肝炎 ◆肝性脳症 ◆肝硬変 ◆腸閉塞 ◆急性腸炎 ◆慢性腸炎   ◆腸重積 ◆肛門嚢炎 ◆ジステンパー ◆レプトスピラ症 ◆タマネギ中毒 ◆チョコレート中毒   ◆ブドウ中毒 ◆植物による中毒 ◆薬による中毒 ◆殺虫剤などによる中毒  ◆重金属による中毒 ◆熱中症 ◆誤飲

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よく頭を振る・耳をかく

症状の傾向        
頭を振る仕草をするときは、耳に異常が起きていることが考えられます。耳の中に黒い耳垢がたまり、非常に痒がってしきりに耳を掻く時は耳ダニ感染症(耳疥癬・ミミヒゼンダニ感染症)を発症しています。他に外耳炎・中耳炎、アレルギー皮膚炎なども疑われます。犬の耳の中は複雑な構造で通気性が悪く、耳垢に細菌が繁殖して炎症をおこし、外耳炎の原因になります。また、寄生虫などの異物が入り込むと振り飛ばそうとしてしきりに頭を振ることがあります。

発見方法・対策   
外耳炎の原因は耳の中にたまった耳垢が原因であることが多く、特に垂れている耳や耳の中に毛が多い犬の場合は発症しやすい傾向にあります。耳の中に汚れや異物がないかをチェックして、耳掃除で清潔にすることが大切ですが、間違った耳掃除で外耳道を傷つけると、それも外耳炎の原因となるので注意が必要です。また、耳ダニ感染症を予防するためにはダニ駆除作用のある内服薬やスポット薬を使ってダニの寄生を防ぎます。

考えられる病気
◆外耳炎 ◆中耳炎 ◆耳疥癬 

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皮膚に異常がある

症状の傾向        
皮膚に異常があると多くの場合、痒みを伴います。脱毛がある時は、疥癬や皮膚糸状菌症(白癬・皮膚真菌症)、アレルギー性皮膚炎の可能性があります。他に、皮膚疾患の代表的なものとしては、皮膚の抵抗力が低下することで細菌が増えて発疹や膿のでる膿皮症や、体臭がきつくなってフケも増え、皮膚や被毛が脂っぽくなる脂漏症、ノミの唾液が原因で発症するノミアレルギー性皮膚炎などがあります。痒みがないのに被毛が薄くなるほどの脱毛や色素沈着があり、寒がりって元気がないときは甲状腺機能低下症も疑われます。

発見方法・対策   
皮膚はバリア機能を持っていますが、抵抗力が低下して細菌が入り込みやすくなると水分が保てず、炎症が起きて様々な影響がでます。また、皮膚疾患の原因はアレルギーだけではないので、普段から抜け毛の量や皮膚の色艶を見ておくなど、被毛と皮膚の状態をチェックしておくと症状に気づくことができます。痒みの程度や体臭は一緒に生活している飼い主さんしか変化がわからず、脱毛の状態や部位によっても疑われる病気が違うので、普段との違いから病気の早期発見ができます

考えられる病気
◆皮膚の腫瘍 ◆生殖器の腫瘍 ◆血液のがん ◆アレルギー性皮膚炎  ◆ノミアレルギー性皮膚炎 ◆疥癬(かいせん)症 ◆ツメダニ症 ◆膿皮症 ◆皮膚糸状菌症   ◆脂漏症 ◆急性肝炎 ◆慢性肝炎 ◆肝性脳症 ◆肝硬変 ◆甲状腺機能低下症   ◆クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)

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脱毛する

症状の傾向        
春から夏にかけ、気温の上昇に伴い体温調節のために脱毛しますが、これは病気ではありません。しかし、脱毛の量や状態によっては病気を疑います。痒みのない脱毛の原因は、ホルモンバランスの崩れからくる甲状腺機能低下症やクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)があり、左右対称に脱毛する場合は内分泌疾患が疑われます。また、痒みを伴う脱毛の場合は、ニキビダニの寄生が原因のニキビダニ症(毛包虫症など)があり、他にはアレルギー性皮膚炎や膿皮症、疥癬症などの可能性があります。

発見方法・対策   
痒みを伴う脱毛の原因は、寄生虫や細菌などがあり、かゆみや炎症を抑える治療を行います。部分的な脱毛で明らかにダニが原因の場合は、スポット剤や内服薬でダニの駆除を行い、細菌が原因の場合は、抗生物質の投与などで治療をします。また、アレルギー性の脱毛の場合は、食物やアレルゲンを特定し症状を抑えます。普段との様子の違いをチェックすることで病気に気づくことができますが、脱毛には様々な症状があるため、自己判断せず、早めに病院へ行きましょう。

考えられる病気
◆アレルギー性皮膚炎 ◆ニキビダニ症 ◆膿皮症 ◆皮膚糸状菌症 ◆甲状腺機能亢進症  ◆甲状腺機能低下症 ◆クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)

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太る・痩せる

症状の傾向        
生活環境や食事の量に変化がないのに急に太った場合は、甲状腺ホルモンの分泌が悪くなる甲状腺機能低下症の可能性があります。内分泌疾患の1つであるクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)でも肥満の症状がみられます。また食欲があるのに痩せるのは非常に問題で、糖尿病や腸内寄生虫、心臓病、腸炎などが疑われます。食欲がなく痩せる時は内臓疾患や消化器系に腫瘍ができている可能性や、慢性的な病気にかかっている可能性も高いです。口腔内に疾患があり食べられない可能性も考えられます。

発見方法・対策   
体重の増減は加齢や運動量なども関係します。加齢とともに代謝が落ち、運動量も自然に減っているのに若い頃と同様の食事量をとっているとカロリー摂取量が高くなり太ることがあります。年齢にあわせた食事量とフードを選び、運動を心がけることが必要です。また、痩せたときには食欲だけでなく、お水の量、便の状態、おしっこの量や回数もチェックします。重大な病気以外に、太らせないよう食事量を減らしたことで抵抗力が低下し、病気を発症しやすくなる栄養失調が原因になることもあります。異常な体重減少に気づいたら早めに病院を受診します。

考えられる病気
◆歯周病 ◆口内炎 ◆急性胃炎 ◆慢性胃炎 ◆胃拡張・胃捻転 ◆胃潰瘍 ◆急性膵炎   ◆慢性膵炎 ◆膵外分泌不全 ◆腸閉塞 ◆急性腸炎 ◆慢性腸炎 ◆腸重積 ◆糖尿病   ◆甲状腺機能亢進症 ◆甲状腺機能低下症 ◆クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)  ◆回虫症 ◆コクシジウム症 ◆条虫症 ◆ジアルジア症 ◆鞭虫症 ◆鉤虫症

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呼吸に異常がある

症状の傾向        
普段とは違う荒く苦しそうな呼吸をする場合は体に異常が起きています。舌にチアノーゼが出ている時は気道閉塞、心不全、気胸などの疑いがあるのですぐに病院を受診します。体に痛みがある時や、喉に異物が詰まったときは浅くて速い呼吸をします。少し動いただけでも苦しそうな呼吸をする時は心不全やフィラリア症の可能性があります。また、呼吸のときにヒューヒューと雑音がする場合は喉頭炎などが疑われ、呼吸困難の状態にあるときは肺炎や肺気腫、気胸などが考えられます。心臓疾患が原因で肺に水が溜まり呼吸困難になることもあります。

発見方法・対策   
平常時の呼吸の速さと回数をチェックし、運動をしたときとの違いなど、犬の状態をよく観察しておくと症状に気づきやすくなります。呼吸の異常は深刻な病気の兆候である場合が多いので、いつどんな時に症状がでるのか、平常時との違いを獣医師に具体的に伝えると原因を発見しやすくなります。運動や遊んだ後に短期的に呼吸が荒くなることは問題はありませんが、いつもと呼吸の状態が違うと気づいたら、すぐに病院を受診することが病気の早期発見に繋がります。

考えられる病気
◆鼻炎 ◆副鼻腔炎 ◆軟口蓋化長症 ◆咽頭炎 ◆気管虚脱 ◆気管支炎 ◆気管支狭窄  ◆肺炎 ◆肺水腫 ◆気胸 ◆横隔膜ヘルニア ◆心不全 ◆僧帽弁閉鎖不全症   ◆フィラリア症 ◆心室中隔欠損症 ◆心房中隔欠損症 ◆動脈管開存症 ◆肺動脈狭窄症   ◆溶血性貧血 ◆血小板減少症 ◆狂犬病 ◆ケンネルコフ ◆ジステンパー  ◆パルボウイルス感染症 ◆コロナウィルス感染症 ◆犬伝染性肝炎 ◆犬ヘルペス感染症
◆細菌性腸炎 ◆レプトスピラ症 ◆ブルセラ症 ◆破傷風 ◆回虫症 ◆コクシジウム症   ◆条虫症 ◆ジアルジア症 ◆鞭虫症 ◆鉤虫症 ◆タマネギ中毒 ◆チョコレート中毒   ◆ブドウ中毒 ◆植物による中毒 ◆人間や犬の薬による中毒 ◆殺虫剤などによる中毒   ◆重金属による中毒 ◆熱中症

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せき・くしゃみをする・鼻水が出る

症状の傾向        
咳やくしゃみが続くときは、犬パラインフルエンザともいわれるケンネルコフ(伝染性気管支炎)や犬ジステンバーウィルス感染症が疑われます。咳やぜーぜーという苦しそうな荒い呼吸をしたり、重症化して泡状の鼻汁が出たり、舌にチアノーゼがみられる時は、肺水腫の疑いがあります。犬の場合、大抵は心臓の障害が原因で起こる心臓性肺水腫です。また、鼻や気管に原因がある場合もあり、鼻炎になると最初はサラサラした鼻水がでますが、重症化するとドロッとした鼻汁になり、慢性化して副鼻腔炎になることもあります。

発見方法・対策   
咳やくしゃみが続くときには「風邪」を疑いたくなりますが、犬には人のような風邪はありません。何か特定のウィルスに感染して症状が出ているので、できるだけ早く原因を特定して治療します。犬パラインフルエンザやジステンバーはワクチンで予防することができるので、1年に1度のワクチン接種を心がけます。犬が慢性的に咳やくしゃみをする時は、重篤な感染症に加え、心臓や肺、気管支が病気に冒されている可能性が高いので、症状に気づいたらできるだけ早く病院を受診します。

考えられる病気
◆皮膚の腫瘍 ◆骨の腫瘍 ◆口腔の腫瘍 ◆鼻腔の腫瘍 ◆腹腔の腫瘍 ◆生殖器の腫瘍  ◆血液のがん 鼻炎 ◆副鼻腔炎 ◆気管虚脱 ◆気管支炎 ◆肺炎 ◆肺水腫 ◆心不全  ◆僧帽弁閉鎖不全症 ◆フィラリア症 ◆狂犬病 ◆ケンネルコフ ◆ジステンパー  ◆パルボウイルス感染症 ◆コロナウィルス感染症 ◆犬伝染性肝炎 ◆犬ヘルペス感染症   ◆細菌性腸炎 ◆レプトスピラ症 ◆ブルセラ症 ◆破傷風 ◆回虫症 ◆コクシジウム症   ◆条虫症 ◆ジアルジア症 ◆鞭虫症 ◆鉤虫症 ◆誤飲

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発熱

症状の傾向        
犬の平熱は38.5℃前後と人より高めで、40℃以上になると発熱の状態です。発熱は病気の兆候のひとつなので、発熱以外にどんな症状があるかよくチェックします。厳しい暑さの中で発症する熱中症や日射病では体温がかなり上昇して危険な状態になります。発熱と同時に乾いた咳をする場合はウィルス感染によるケンネルコフなどが疑われます。また、ウィルスを保有したマダニに咬まれることで発症するバベシア症では高熱や重い貧血などの症状が現れます。腫瘍など体内で炎症を起している場合も発熱の症状が現れます。

発見方法・対策   
気温は高くないのに呼吸が荒い、元気がなくぐったりしている、耳の付け根や足先が熱く感じる、ふらふらしてまっすぐ歩けない、このような症状がある時は発熱の疑いがあるので、肛門に体温計の先端を入れて正確な体温を計ります。平常時の体温を知っておくと、異常がある場合はすぐ変化に気づくことができます。解熱剤で熱を下げても、根本的な病気の原因を治療しないと熱は下がらないので、発熱があるときは早めに病院を受診します。

考えられる病気
◆気管支炎 ◆肺炎 ◆狂犬病 ◆ケンネルコフ ◆ジステンパー ◆パルボウイルス感染症  ◆コロナウィルス感染症 ◆犬伝染性肝炎 ◆犬ヘルペス感染症 ◆細菌性腸炎  ◆レプトスピラ症 ◆ブルセラ症 ◆破傷風 ◆タマネギ中毒 ◆チョコレート中毒 ◆ブドウ中毒   ◆植物による中毒 ◆犬の薬による中毒 ◆殺虫剤などによる中毒 ◆重金属による中毒   ◆熱中症

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歩き方がおかしい

症状の傾向        
歩き方がおかしい時は、怪我や関節の病気、脊椎などの障害が考えられます。地面に足が着けず、浮かせたままにしている時は、肉球の裂傷や、爪が折れる、めくれる、肉球の間に異物が挟まるなど怪我をしている可能性があります。出血や傷の状態を確認します。足を浮かせてスキップするように歩くときは膝蓋骨脱臼の疑いがあり、後ろ足の膝のお皿が外れ、脱臼した状態になっていることがあります。不自然に腰を左右に振って歩く時は股関節形成不全の疑がわれます。また頭や首を傾けながら歩く斜頚が見られる時は脳腫瘍の可能性もあります。

発見方法・対策   
散歩の時、ワンちゃんに前を歩かせて、後ろから歩き方を観察します。まっすぐに歩けているか、歩き方が不自然ではないかをよくチェックします。散歩から帰った時に足裏に怪我がないか必ず確認します。太りすぎるとジャンプや走るだけでも関節に負担がかかるので、悪化させないよう体重管理は注意します。フローリングも関節を痛めやすいので、マットを敷くなど工夫します。股関節形成不全などは遺伝が原因になっていることも多いので、異変に気づいたら早めに病院を受診します。

考えられる病気
◆骨の腫瘍 ◆膝蓋骨脱臼 ◆股関節脱臼 ◆股関節形成不全 ◆膝の前十字靱帯断裂  ◆関節炎 ◆レッグ・ペルテス(レッグ・パーセス)病 ◆椎間板ヘルニア ◆変形性脊椎症   ◆内耳炎 ◆狂犬病 ◆ケンネルコフ ◆ジステンパー ◆パルボウイルス感染症   ◆コロナウィルス感染症 ◆犬伝染性肝炎 ◆犬ヘルペス感染症 ◆細菌性腸炎   ◆レプトスピラ症 ◆ブルセラ症 ◆破傷風 ◆回虫症 ◆コクシジウム症 ◆条虫症 
◆ジアルジア症 ◆鞭虫症 ◆鉤虫症 ◆熱中症  

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けいれんをする

症状の傾向        
てんかんの発作は痙攣が起きても一定時間が過ぎると元に戻って元気になります。てんかんの場合、一時的に顔面や体の一部に痙攣が起きる部分発作か、全身がこわばって痙攣する全般発作を起します。痙攣だけでなく頭の斜頚やふらつきがみられる場合は脳腫瘍や神経障害を疑います。致死率の高いジステンバー感染症は子犬が感染することが多く、痙攣や発熱のほか下痢や嘔吐なども続きます。いずれにしても痙攣が起きたときには慌てずに、発作が治まるのを待ってから、できるだけ早く病院を受診します。

発見方法・対策   
雷や寒さ、恐怖心で全身が激しく震えることもありますが、これは発作ではないので、抱きしめて落ち着かせます。発作による痙攣を起こした場合は、噛まれるのを防ぐため体に障ったり口元に手を近づけたりせずに発作が治まるのを待ちます。発作は数十秒で済む場合も1時間程度続くこともあります、発作の対処としては室内なら首輪をはずしてリラックスさせて、呼吸の様子を確認します。発作中に犬が動いて怪我をしないように、近くにある固いものや尖ったものを遠ざけます。ジステンバーなどの感染症はワクチン接種で感染を防ぐことができます。

考えられる病気
◆てんかん ◆肝性脳症 ◆尿毒症 ◆ジステンパー ◆破傷風 ◆熱中症

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食欲がない

症状の傾向        
食欲が落ちたとき、食欲以外に下痢や嘔吐、元気がないなどの異常がなければ少し様子をみます。ストレスや運動不足で食欲が落ちる場合もありますし、おやつの食べすぎが原因になっていることもあります。口の中に炎症が起きていて食べられない場合もあるので、口の中に異常がないかを確認します。元気も食欲もなく、下痢や嘔吐を繰り返すようなときは消化器系に問題があることが疑われ、腸閉塞も考えられます。また、白目が黄色くなる黄疸がみられるときは肝機能が動かなくなる急性肝炎の可能性もあります。

発見方法・対策   
一過性の下痢が原因の食欲不振は、食事を無理に食べさせようとせず、半日から一日程度の絶食をしてお腹の調子を整えますが、脱水症状を防ぐためにお水は欠かさないでください。ただ、原因が特定できない場合や下痢や嘔吐が続く場合、さらに体重が減少している時は、自己判断せずに早めに病院を受診します。食欲不振は病気の兆候の1つでもあるので、同時に便の量や状態もよく観察しておきます。

考えられる病気
◆皮膚の腫瘍 ◆骨の腫瘍 ◆口腔の腫瘍 ◆鼻腔の腫瘍 ◆腹腔の腫瘍 ◆生殖器の腫瘍  ◆血液のがん ◆歯周病 ◆口内炎 ◆フィラリア症 ◆急性胃炎 ◆慢性胃炎  ◆胃拡張・胃捻転 ◆胃潰瘍 ◆急性肝炎 ◆慢性肝炎 ◆肝性脳症 ◆肝硬変 ◆腸閉塞   ◆急性腸炎 ◆慢性腸炎 ◆腸重積 ◆パルボウイルス感染症 ◆レプトスピラ症

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よく水を飲むよく

症状の傾向        
高齢犬の多飲多尿は慢性腎不全の可能性があり、長い時間をかけて進行していく病気です。食欲があるのに痩せてくる時は、糖尿病が考えられます。血液中の糖分を排出しようとおしっこの量が増えるため、お水を大量に飲み、進行すると下痢や嘔吐、意識障害などの症状もでます。クッシング症候群が原因で高血糖になる場合もあり、多飲多尿や左右対称の脱毛、お腹が膨れるといった症状がでます。お腹が太鼓のように張っている時は子宮に膿が溜まる子宮蓄膿症の疑いがあり、進行すると尿毒症や腎不全を起します。子宮が破裂して腹膜炎を起す危険もあります。

発見方法・対策   
ドライフードを与えている場合は、ウェットフードの場合より食後に多めにお水を飲みますが、あきらかに多飲多尿になっている時は病気を疑います。暑いときにもお水の量は増えますが、平常時のお水を飲む量を計っておくと、多飲になっていると気づきやすくなります。多飲多尿は重大な病気の兆候の場合が多いので、異常に気づいたら早急に病院を受診します。糖尿病の予防としては適度な運動と肥満にならないように心がけます。子宮蓄膿症は若いときに避妊手術を施すことで、病気を防ぐことができます。

考えられる病気
◆急性腎不全 ◆慢性腎不全 ◆膀胱炎 ◆子宮蓄膿症 ◆糖尿病 ◆甲状腺機能亢進症  ◆クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)◆尿崩症

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嘔吐する

症状の傾向        
吐いた後にぐったりして元気がない・吐しゃ物に血のような異物が混じる・嘔吐を繰り返すという時は異常が疑われます。食後すぐに吐く時は嚥下困難を起こしていて、口の中や喉に原因があってうまく飲み込めない場合があります。消化されていない食べ物を吐き出す場合は食道の問題や喉の腫瘍が疑われます。消化され始めたものを吐く嘔吐は内臓や胃、小腸など消化器官に病気があることが考えられ、胃腸炎や内臓疾患を疑います。また吐くことができず苦しそうにする症状は胃捻転の疑いがあるので、直ちに病院へ搬送します。

発見方法・対策   
犬は生理的に吐くことがあり、草を食べて吐くことは問題ではありませんが、嘔吐を繰り返す時は病気や中毒の疑いがあります。受診する時は「いつ、どのように吐くのか」を正しく伝え、吐しゃ物を見せると原因を特定しやすくなります。嘔吐したあとは12時間は絶飲食で胃腸を休ませますが、嘔吐で脱水症状を起こすこともあるので獣医師の指導に従います。食事はなるべくゆっくり食べるように与え、あわてて食べる場合は数回に分けて与えると消化しやすくなります。おもちゃや異物を飲み込んだ時も吐き気と嘔吐を繰り返すので誤飲にも注意します。

考えられる病気
◆巨大食道症 ◆食道梗塞 ◆急性胃炎 ◆慢性胃炎 ◆胃拡張・胃捻転 ◆胃潰瘍  ◆急性膵炎 ◆慢性膵炎 ◆膵外分泌不全 ◆急性肝炎 ◆慢性肝炎 ◆肝性脳症   ◆肝硬変 ◆腸閉塞 ◆急性腸炎 ◆慢性腸炎 ◆腸重積 ◆肛門嚢炎 ◆急性腎不全   ◆慢性腎不全 ◆子宮蓄膿症 ◆狂犬病 ◆ケンネルコフ ◆ジステンパー ◆レプトスピラ症   ◆パルボウイルス感染症 ◆コロナウィルス感染症 ◆犬伝染性肝炎 ◆犬ヘルペス感染症   ◆細菌性腸炎  ◆ブルセラ症 ◆破傷風 ◆回虫症 ◆タマネギ中毒 ◆チョコレート中毒 
◆ブドウ中毒 ◆植物による中毒 ◆犬の薬による中毒 ◆殺虫剤などによる中毒  ◆重金属による中毒

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排尿に異常がある

症状の傾向        
排尿量が少なく、何度もトイレに行ったり、おしっこポーズをとるのに尿がでない場合は、膀胱炎や尿路結石の可能性があります。尿路結石で尿道や膀胱に結石がある場合は腹痛を伴い、排出されない尿が腎臓に逆流して命に関わる場合もあります。尿に血が混じる時は、腎臓病、膀胱炎、膀胱癌、前立腺、尿道に問題がある場合が多くあります。タマネギ中毒の場合は赤血球が破壊され、貧血や嘔吐とともに赤い尿がでます。臭いが強く濁った尿が出る時は腎盂腎炎の可能性があります。

発見方法・対策   
平常時の排尿回数やトイレにいく頻度、排尿量や色は飼い主さんでなければ観察することができません。日頃から尿の状態を確認して、異常があればすぐに病院を受診します。外でトイレをする犬の場合は、1年に1度は尿検査をしたり、時々ペットシートを持参してシートに排尿させると色や臭いに異常がないかチェックすることができます。前立腺の病気の予防としては若いうちに去勢手術を施すことでリスクを減らすことができます。獣医師とメリットデメリットをよく相談して判断します。

考えられる病気
◆急性腎不全 ◆慢性腎不全 ◆尿毒症 ◆腎炎 ◆腎盂腎炎 ◆間質性腎炎  ◆水腎症 ◆ネフローゼ症候群 ◆膀胱炎 ◆尿路結石症 ◆前立腺炎 ◆糖尿病   ◆甲状腺機能亢進症 ◆甲状腺機能低下症 ◆上皮小体機能亢進症 ◆ブドウ中毒  ◆上皮小体機能低下症 ◆クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)◆植物による中毒  ◆人間や犬の薬による中毒 ◆アジソン病(副腎皮質副腎皮質機能低下症) ◆殺虫剤などによる中毒 ◆重金属による中毒 ◆尿崩症 ◆タマネギ中毒 ◆チョコレート中毒 

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排便に異常がある

症状の傾向        
便に鮮血やねっとりした血がついている場合は、肛門に近いところからの出血と考えられるので、慌てることなく少し観察します。便全体に血が混じる・色が黒くなっている時は胃や小腸からの出血が考えられます。下痢を起した時、腹痛や嘔吐を伴う場合は細菌感染の可能性があります。また、激しい下痢や嘔吐、発熱、元気がない場合はウィルス感染の可能性があり、犬ジステンバーやアデノウィルス1型、パルボウィルスなどは致死率も高く危険です。下痢が続き、痩せていく時は消化器系の腫瘍も考えられます。

発見方法・対策   
普段から便の色、形、臭い、やわらかさなどをよく観察し、平常時の健康な便を認識しておきます。食事の量が多くても便がゆるくなる場合がありますが、下痢や出血が続く時は元気があっても病院を受診します。その時、便を持参すると原因が特定しやすくなります。長い留守番などストレスから下痢をすることもあり、下痢は一過性の場合もあるので、元気がある場合は少し様子をみることができますが、続くならすぐ病院を受診します。ウィルス性の感染症はワクチン接種で予防できるので、1年に1度必ず摂取します。

考えられる病気
◆巨大食道症 ◆食道梗塞 ◆急性胃炎 ◆慢性胃炎 ◆胃拡張・胃捻転 ◆胃潰瘍 ◆急性膵炎 ◆慢性膵炎 ◆膵外分泌不全 ◆急性肝炎 ◆慢性肝炎 ◆肝性脳症  ◆肝硬変 ◆腸閉塞 ◆急性腸炎 ◆慢性腸炎 ◆腸重積 ◆肛門嚢炎 ◆急性腎不全  ◆慢性腎不全 ◆尿路結石症 ◆前立腺肥大症 ◆前立腺炎 ◆子宮蓄膿症 ◆膣炎  ◆ジステンパー ◆パルボウイルス感染症 ◆コロナウィルス感染症 ◆回虫症 ◆コクシジウム症
◆条虫症 ◆ジアルジア症 ◆鞭虫症 ◆鉤虫症 ◆タマネギ中毒 ◆チョコレート中毒 ◆ブドウ中毒 ◆植物による中毒 ◆犬の薬による中毒 ◆殺虫剤などによる中毒  ◆重金属による中毒

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体をかく

症状の傾向        
皮膚を引っ掻くほど掻いたり、床に体をこすり付けるなど、異常に痒がるときは、まず発疹やフケ、肌の乾燥がないか肌の状態を確認します。マダニやノミなどの寄生による感染のほか、膿皮症・マラセチア症・疥癬などの細菌やカビが痒みの原因になっている可能性があります。アレルゲンとなる物質を吸い込んだり、体に吸収したことでアレルギー反応を起すアトピー性皮膚炎も考えられます。内臓疾患など病気が原因の痒みもあります。内分泌疾患などの自己免疫疾患や腫瘍などによる栄養失調状態も痒みの原因になります。

発見方法・対策   
ノミやマダニなど寄生虫が原因の場合は、スポット剤や内服薬などを使って駆除します。また、アレルギーが原因の場合は食事の原料や花粉など何がアレルゲンになっているかを特定し、生活の中からできるだけ排除します。シャンプーなどが原因となって痒みが起こる場合もあるので、アレルギー反応の少ないシャンプーを選びます。洗いすぎも肌の乾燥の原因となるので注意が必要です。痒みは犬にとって非常にストレスで、原因も様々あり、治療に時間がかかる場合があります。早めに原因を特定することが重要です。

考えられる病気
◆アレルギー性皮膚炎 ◆ノミアレルギー性皮膚炎 ◆ニキビダニ症 ◆疥癬(かいせん)症  ◆ツメダニ症 ◆膿皮症 ◆皮膚糸状菌症 ◆内分泌性皮膚炎 ◆脂漏症 ◆結膜炎 ◆角膜炎 ◆白内障 ◆緑内障 ◆ブドウ膜炎 ◆前房出血 ◆眼球の脱出 ◆眼瞼炎  ◆眼瞼内反症 ◆眼瞼外反症 ◆チェリーアイ ◆流涙症 ◆逆さまつ毛 ◆外耳炎 ◆中耳炎  ◆内耳炎 ◆耳血腫 ◆耳疥癬(かいせん)◆肛門嚢炎 ◆回虫症 ◆コクシジウム症   ◆条虫症 ◆ジアルジア症 ◆鞭虫症 ◆鉤虫症

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